3.2. AutoScalingグループの作成¶

作業の目的 [why]¶

AutoScalingグループ"handson-asgroup-2017-10-09"を作成します。

完了条件/事前条件 [設計者用情報]

完了条件 [after]

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: AutoScalingインスタンス"handson-asgroup-2017-10-09"が存在する。

事前条件 [before]

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

事前条件1: AutoScalingインスタンス"handson-asgroup-2017-10-09"が存在しない。
事前条件2: AutoScaling起動設定"handson-lc-2017-10-09"が存在する。
事前条件3: VPC"vpc-handson-2017-10-09"が存在する。
事前条件4: VPC"vpc-handson-2017-10-09"にサブネット"public-a"が存在する。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

課題

(未検証)

作業対象 [what]¶

AutoScalingサービス

標準時間¶

8分

前提条件¶

作業権限条件 [who]¶

本作業は、以下の作業権限を有する人が行います。

作業権限条件: AutoScalingへの権限

AutoScalingに対してフル権限があること。

作業環境条件 [where]¶

本作業は、以下の作業環境で行います。

作業環境条件1: OSとバージョン

Amazon Linuxの以下のバージョンで動作確認済

コマンド:

cat /etc/issue | head -1

結果(例):

Amazon Linux AMI release 2016.09

作業環境条件2: シェルとバージョン

bashの以下のバージョンで動作確認済

コマンド:

bash --version -v | head -1

結果(例):

GNU bash, バージョン 4.2.46(1)-release (x86_64-redhat-linux-gnu)

作業環境条件3: AWS CLIのバージョン

以下のバージョンで動作確認済

AWS CLI 1.11.117

コマンド:

aws --version

結果(例):

aws-cli/1.11.166 Python/2.7.12 Linux/4.4.11-23.53.amzn1.x86_64 botocore/1.7.24

バージョンが古い場合は最新版に更新しましょう。

コマンド:

sudo -H pip install -U awscli

開始条件¶

作業に必要なモノ・情報 [resource]¶

作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: AutoScalingグループ名

作成するAutoScalingグループの名称です。
今回は"handson-asgroup-2017-10-09"とします。

リソース2: 最大インスタンス数

作成するAutoScalingグループでの最大インスタンス数です。
今回は"2"とします。

リソース3: 最小インスタンス煤

作成するAutoScalingグループ最小インスタンス数です。
今回は"1"とします。

リソース4: 起動設定グループ名

作成するAutoScalingグループが利用する起動設定の名称です。
今回は"handson-lc-2017-10-09"とします。

リソース5: VPCのタグ名

作成するAutoScalingグループが利用するサブネットが属しているVPCのタグ名称です。
今回は"vpc-handson-2017-10-09"とします。

リソース6: サブネットのタグ名

AutoScalingグループが利用するサブネットのタグ名称です。
今回は"public-a"とします。

作業開始 [when]¶

以下を全て満たしているとき、作業を開始します。

開始の指示があった場合。

タスクの実施¶

0. パラメータの指定¶

まず変数の確認をします。

変数の確認:

cat << ETX

  0.a. AWS_DEFAULT_PROFILE   actual: ${AWS_DEFAULT_PROFILE}
                             expect: <IAMのフル権限を許可されたプロファイル>
  0.b. AWS_DEFAULT_REGION    actual: ${AWS_DEFAULT_REGION}
                             expect: ap-northeast-1

  0.1. AS_GROUP_NAME         actual: ${AS_GROUP_NAME}
                             expect: handson-asgroup-2017-10-09
  0.2. AS_GROUP_MAX          actual: ${AS_GROUP_MAX}
                             expect: 2
  0.3. AS_GROUP_MIN          actual: ${AS_GROUP_MIN}
                             expect: 1
  0.4. AS_LAUNCH_CONFIG_NAME actual: ${AS_LAUNCH_CONFIG_NAME}
                             expect: handson-lc-2017-10-09
  0.5. VPC_TAG_NAME          actual: ${VPC_TAG_NAME}
                             expect: vpc-handson-2017-10-09
  0.6. VPC_SUBNET_TAG_NAME   actual: ${VPC_SUBNET_TAG_NAME}
                             expect: public-a

ETX

変数が入っていない、適切でない場合は、それぞれの手順番号について作業を行います。

0.a. プロファイルの指定¶

プロファイルの一覧を確認します。

コマンド:

cat ~/.aws/credentials \
 | grep '\[' \
 | sed 's/\[//g' | sed 's/\]//g'

結果(例):

iamFull-prjz-mbpr13
<IAMのフル権限を許可されたプロファイル>

変数の設定:

export AWS_DEFAULT_PROFILE='<IAMのフル権限を許可されたプロファイル>'

0.b. リージョンの指定¶

変数の設定

export AWS_DEFAULT_REGION='ap-northeast-1'

0.1. AutoScalingグループ名の指定¶

AutoScalingグループ名を指定します。

変数の設定:

AS_GROUP_NAME='handson-asgroup-2017-10-09'

0.2. 最大インスタンス数¶

AutoScalingグループでの最大インスタンス数です。

変数の設定:

AS_GROUP_MAX='2'

0.3. 最小インスタンス煤¶

AutoScalingグループ最小インスタンス数です。

変数の設定:

AS_GROUP_MIN='1'

0.4. 起動設定グループ名¶

AutoScalingグループが利用する起動設定の名称です。

変数の設定:

AS_LAUNCH_CONFIG_NAME='handson-lc-2017-10-09'

0.5. VPCのタグ名¶

AutoScalingグループが利用するサブネットが属しているVPCのタグ名称です。

変数の設定:

VPC_TAG_NAME='vpc-handson-2017-10-09'

0.6. サブネットのタグ名¶

AutoScalingグループが利用するサブネットのタグ名称です。

変数の設定:

VPC_SUBNET_TAG_NAME='public-a'

再確認¶

設定されている変数の内容を再確認します。

変数の確認:

cat << ETX

  0.a. AWS_DEFAULT_PROFILE   actual: ${AWS_DEFAULT_PROFILE}
                             expect: <IAMのフル権限を許可されたプロファイル>
  0.b. AWS_DEFAULT_REGION    actual: ${AWS_DEFAULT_REGION}
                             expect: ap-northeast-1

  0.1. AS_GROUP_NAME         actual: ${AS_GROUP_NAME}
                             expect: handson-asgroup-2017-10-09
  0.2. AS_GROUP_MAX          actual: ${AS_GROUP_MAX}
                             expect: 2
  0.3. AS_GROUP_MIN          actual: ${AS_GROUP_MIN}
                             expect: 1
  0.4. AS_LAUNCH_CONFIG_NAME actual: ${AS_LAUNCH_CONFIG_NAME}
                             expect: handson-lc-2017-10-09
  0.5. VPC_TAG_NAME          actual: ${VPC_TAG_NAME}
                             expect: vpc-handson-2017-10-09
  0.6. VPC_SUBNET_TAG_NAME   actual: ${VPC_SUBNET_TAG_NAME}
                             expect: public-a

ETX

1. 前処理¶

1.1. 処理対象の状態確認¶

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

事前条件1: AutoScalingインスタンス"handson-asgroup-2017-10-09"が存在しない。

「AutoScalingインスタンス"handson-asgroup-2017-10-09"が存在しない。」ことを確認します。

コマンド:

aws autoscaling describe-auto-scaling-groups \
  --auto-scaling-group-names ${AS_GROUP_NAME} \
  --query 'AutoScalingGroups[].AutoScalingGroupName'

結果(例):

[]

事前条件2: AutoScaling起動設定"handson-lc-2017-10-09"が存在する。

「AutoScaling起動設定"handson-lc-2017-10-09"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws autoscaling describe-launch-configurations \
  --launch-configuration-names ${AS_LAUNCH_CONFIG_NAME} \
  --query 'LaunchConfigurations[].LaunchConfigurationName'

結果(例):

[
  "handson-lc-2017-10-09"
]

事前条件3: VPC"vpc-handson-2017-10-09"が存在する。

「VPC"vpc-handson-2017-10-09"が存在する。」ことを確認します。

変数の設定:

EC2_TAG_KEY='Name'

コマンド:

aws ec2 describe-vpcs \
  --filters Name=tag:${EC2_TAG_KEY},Values=${VPC_TAG_NAME}  \
  --query "Vpcs[].Tags[].Value"

結果(例):

[
  "vpc-handson-2017-10-09"
]

VPC IDを取得します。

コマンド:

VPC_ID=$( \
  aws ec2 describe-vpcs \
    --filters Name=tag:${EC2_TAG_KEY},Values=${VPC_TAG_NAME}  \
    --query 'Vpcs[].VpcId' \
    --output text \
) \
  && echo ${VPC_ID}

結果(例):

vpc-xxxxxxxx

事前条件4: VPC"vpc-handson-2017-10-09"にサブネット"public-a"が存在する。

「VPC"vpc-handson-2017-10-09"にサブネット"public-a"が存在する。」ことを確認します。

変数の設定:

EC2_TAG_KEY='Name'

コマンド:

aws ec2 describe-subnets \
  --filters Name=vpc-id,Values=${VPC_ID} \
  --filters Name=tag:${EC2_TAG_KEY},Values=${VPC_SUBNET_TAG_NAME}  \
  --query "Subnets[].Tags[].Value"

結果(例):

[
  "public-a"
]

サブネットIDを取得します。

コマンド:

VPC_SUBNET_ID=$( \
  aws ec2 describe-subnets \
    --filters Name=vpc-id,Values=${VPC_ID} \
    --filters Name=tag:${EC2_TAG_KEY},Values=${VPC_SUBNET_TAG_NAME}  \
    --query "Subnets[].SubnetId" \
    --output text \
) \
  && echo ${VPC_SUBNET_ID}

結果(例):

subnet-xxxxxxxx

1.2. 主処理に必要な情報の取得¶

サブネットIDの配列への格納

変数の設定:

ARRAY_VPC_SUBNET_IDS="${VPC_SUBNET_ID}" \
  && echo ${ARRAY_VPC_SUBNET_IDS}

結果(例):

subnet-xxxxxxxx subnet-yyyyyyyy

2. 主処理¶

AutoScalingグループの作成¶

変数の確認:

cat << ETX

  AS_LAUNCH_CONFIG_NAME actual: ${AS_LAUNCH_CONFIG_NAME}
                        expect: handson-lc-2017-10-09
  AS_GROUP_NAME         actual: ${AS_GROUP_NAME}
                        expect: handson-asgroup-2017-10-09
  AS_GROUP_MIN          actual: ${AS_GROUP_MIN}
                        expect: 1
  AS_GROUP_MAX          actual: ${AS_GROUP_MAX}
                        expect: 2
  ARRAY_VPC_SUBNET_IDS  actual: ${ARRAY_VPC_SUBNET_IDS}
                        expect: subnet-xxxxxxxx subnet-yyyyyyyy

ETX

コマンド:

aws autoscaling create-auto-scaling-group \
  --auto-scaling-group-name ${AS_GROUP_NAME} \
  --launch-configuration-name ${AS_LAUNCH_CONFIG_NAME} \
  --min-size ${AS_GROUP_MIN} \
  --max-size ${AS_GROUP_MAX} \
  --vpc-zone-identifier ${ARRAY_VPC_SUBNET_IDS}

結果(例):

(戻り値なし)

3. 後処理¶

完了条件の確認¶

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: AutoScalingインスタンス"handson-asgroup-2017-10-09"が存在する。

「AutoScalingインスタンス"handson-asgroup-2017-10-09"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws autoscaling describe-auto-scaling-groups \
  --auto-scaling-group-names ${AS_GROUP_NAME} \
  --query 'AutoScalingGroups[].AutoScalingGroupName'

結果(例):

[
  "handson-asgroup-2017-10-09"
]

handson: CDP Serverfull HTTPS Site

3.2. AutoScalingグループの作成¶

作業の目的 [why]¶

作業対象 [what]¶

標準時間¶

前提条件¶

作業権限条件 [who]¶

作業環境条件 [where]¶

開始条件¶

作業に必要なモノ・情報 [resource]¶

作業開始 [when]¶

タスクの実施¶

0. パラメータの指定¶

0.a. プロファイルの指定¶

0.b. リージョンの指定¶

0.1. AutoScalingグループ名の指定¶

0.2. 最大インスタンス数¶

0.3. 最小インスタンス煤¶

0.4. 起動設定グループ名¶

0.5. VPCのタグ名¶

0.6. サブネットのタグ名¶

再確認¶

1. 前処理¶

1.1. 処理対象の状態確認¶

1.2. 主処理に必要な情報の取得¶

2. 主処理¶

AutoScalingグループの作成¶

3. 後処理¶

完了条件の確認¶

完了¶